
プレバン販売のメッサーF02型(指揮官機)作っていきます。
サクッと仮組み
メッサーF01型との違いは、頭部アンテナの有無、脹脛周りが異なります。
脹脛周りがドムっぽくなったことにより、足回りのマッシブ感が増してF01型よりバランスが良い気がします。
HGなので素組み状態だと色分けが甘い所が多いです。
素組み状態だとビームライフルはグレー一色ですが、設定を見る限り複数の色で塗り分ける必要があります。
全体的にモールドが甘い、デティールが少ないので自分の出来る限りの範囲で改修していきます。

まずは頭部から。
紺色のパーツが上下張り合わせなので側面に合わせ目が出ます。
いくつかパーツを挟み込む必要がある為、後ハメ加工を施します。

グレーのパーツが組み込み式なので、後ハメ加工をしていきます。
赤線の辺りで切断し、パイプ部分を切り離します。

残りの部分は組み込んでおきます。
これで、合わせ目を消して塗装後に横からはめ込むことが出来ます。
ただ、はめ込むだけだと簡単に取れてしまうため、白化しないタイプの接着剤を使用しガッチリと取り付けます。

次はこのパーツ。

ここのピンを根本から切り落とします。
切り落としただけでは手前のピンが邪魔してはめ込めないので、

ピンクのパーツ裏側の赤丸の部分を削り取ります。
これで、頭部の後ハメ加工完了です。
接着前に後ハメ出来るか試すのを忘れずに。


問題は無さそうです。
はめ込む時にギチギチだと合わせ目消しした所がパッカリ割れる可能性があるので注意が必要です。
次は頭部モノアイ。

HGのキットは基本モノアイはシールでの再現なので、メタルパーツ等を使い立体化していきます。
使用するのはHipParts SPプレート2です。
レンズ部分は付属しない為、Waveのモノアイパーツを使用します。


穴をあける箇所にあたりを付けて、

ドリルで穴を開けます。
今回は奥まった所にモノアイパーツを付けたいためドリルで貫通させ、メタルパーツを貼り付ける用のプラ板を内側に接着しています。

メタルパーツを仮付けするとこんな感じになります。
次は頭部アンテナ周りを直していきます。

アンテナパーツには安全対策のフラッグが付いているので、

フラッグを切り落として紙やすり等で整えていきます。
また、アンテナ根本周辺の一段落ちた箇所はケガキやスジ彫り道具で彫り込んでおきます。
これでスミ入れ時にしっかり流れ込み、立体感が出るようになります。
次は流し込み接着剤を使ってパーツの合わせ目を消していきます。

完全乾燥を待つ前に削ってしまうと後々ヒケるので、3日から7日は待ちます。
クレオスの速乾タイプなので、3日もしたらカッチカチになります。

乾燥したらデザインナイフやヤスリで削り落としていきます。
後は各パーツのヒケ処理、ゲート処理、表面処理等細かい作業をして、頭部の改修は終わりになります。
HGはパーツが少なくて組みやすい分、こういう改修が必要な為結果的に作業量がMG以上になったりします。
個人的にはMGよりHGの方が作るのが難しいです。
次回に続きます。



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