メッサーF02型(指揮官機)の続きです。
前回は腕部、胴体の改修作業が完了したので、今回は腰部、脚部の改修を進めていきます。


腰部もかなり変わった形状をしています。
また、腰回りもかなりスッキリしているのでモールド等を追加してデティールアップしていきます。
下部のスラスター、上部のよくわからない凸部分。
1パーツ構成でこのままだと立体感が出ないため、

画像だとかなり分かりにくいですが、逆エッジの部分をけがき針とスジ彫り道具で彫り込みます。
これにより、スミ入れ時にしっかりスミが流れて、複数パーツ構成のように見えて立体感が増します。


コトブキヤのデティールアップパーツを貼り付け、側面はマイナスモールドを彫り込んでプラ板を貼り付けてます。

腰後ろのパーツにもデティールアップパーツを貼り付けて、スジ彫りしてモールドを追加しています。

股間部パーツもデティールアップパーツを貼り付けて、既存の丸モールドはしっかりと彫り直しています。
パーツ側面にあるモールドは金型の抜きの関係でモールドが浅くなりがちなので、しっかりと彫り直していきます。
腰部の改修が完了したので、次は脚部を改修していきます。
太股部分。
合わせ目は最初から段落ちモールドになってましたが、若干浅かった為0.3mmのスジ彫り道具で彫り直しています。
また、ワンポイントで0.3mmでモールドを追加しています。



脹脛部分の大型パーツは、既存のモールドを活かしながらモールドを追加しています。

脚部の他のパーツもスジ彫り追加していきます。

脚部踵パーツ。
塗り分けも意識しながら追加していきます。
次は足首パーツの改修。

初期の状態だと足首周りの干渉が出てしまい、立ちポーズが決まらないので、少し延長したいと思います。

一旦ボールジョイント部分を切り離し、1mmプラ板を3枚挟んで3mm延長しています。
一回切断してしまうと横からの負荷が掛かった時に接着部分が取れてしまう為、1.5mmの真鍮線で補強しています。

最後に接着剤を塗布してギュッとはめ込めば完了です。

これでかなり足首周りの自由が効くようになりました。

今回のキットはコンバージョンキットでネイキッドバージョンのF02型も再現出来るので、ネイキッドで使うパーツも改修しておきます。
後は表面処理、ゲート処理等細かい作業を行って腰部、脚部の改修作業は終了です。
次は、武器類、バックパックの改修を進めていきます。
次回に続きます。



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